保育士におすすめの派遣会社”16社”の比較ランキング | 派遣保育士の評判・口コミを紹介

保育士の求人を扱う派遣会社は、とにかく数が多すぎてどこの会社を選んでいいのかわからない方も多いのではないでしょうか？

派遣会社はどれを選んでも同じように感じてしまうこともあるかもしれませんが、実は派遣会社によって同じ求人でも給料などの待遇が大きく違う場合があります。

この記事では派遣会社をお探しの保育士さんの為に、派遣会社の選び方やおすすめできる『保育業界に強い』派遣会社についてご紹介しています。

おすすめの保育士に強い派遣会社ランキング TOP13

1位　ウィルオブ保育（ウィルオブ・ワーク）

ウィルオブ保育（ウィルオブ・ワーク）の概要

ウィルオブ保育は東証プライム市場上場企業ウィルグループの子会社ウィルオブ・ワークが運営する保育業界に特化した人材派遣サイトです。

関東、関西を中心に日本全国の求人を取り扱っており、高時給の非公開案件も多数有ります。

未経験可の求人も多く、仕事をする上で不安や悩みがあればいつでも担当者に相談できるので安心です。

正社員を目指したい方には紹介予定派遣という働き方も選べるので、派遣として職場の環境を確かめてから就職することができます。

前給制度や有給休暇制度など福利厚生も充実しており、ゼネラルリサーチの調査（2020年）では「スタッフ満足度No.1」を獲得しました。

ウィルオブ保育の評判・口コミ

2位　ほいくジョブ（プレアデス）

ほいくジョブの概要

ほいくジョブは株式会社プレアデスが運営する国内最大級の保育士・幼稚園教諭専門の転職・派遣支援サービスです。

一般的な保育園・幼稚園だけでなく院内保育や事業所内託児所など様々な施設の求人があるため、資格を生かしながらキャリアの幅を広げていくことが可能です。

求人は日本全国に対応しており、非常に高待遇の非公開求人も多数有ります。

保育業界に精通したコンサルタントの営業力が強みで、自分一人ではなかなか言い出しにくい条件交渉なども安心してお任せすることができます。

ほいくジョブの評判・口コミ

3位　保育士ワーカー（トライトキャリア）

保育士ワーカーの概要

保育士ワーカーは株式会社トライトキャリアが運営する保育士に特化した人材派遣会社です。

利用者満足度が97％と非常に高く、2年連続保育士支持率ナンバーワンに選ばれました。

長年運営してきた信頼と実績があるため、日本全国に対応した多数の保育士向け求人を揃えています。

豊富な情報量が強みで、実際の職場の雰囲気や人間関係など求人票だけではわからない情報を知ることができるため、就業後のミスマッチを事前に防ぐことが可能です。

就職・転職支援を専門とした実績のある専任アドバイザーが求人の紹介から就業後のサポートまでしっかりと行います。

保育士ワーカーの評判・口コミ

4位　ヒトシア保育（旧：保育ひろば）

ヒトシア保育の概要

ヒトシア保育は全国47都道府県の豊富な求人を揃えた保育士に特化した派遣会社です。

求人数は業界トップクラスで、ヒトシア保育にしかない非公開求人も多数揃えています。

全国各地に拠点があり、都市部だけでなく地方の求人もあることが魅力です。

運営会社は長年人材派遣を培ってきたネオキャリアのため信頼感は抜群で、顧客満足度は94％と評判の良さが伺えます。

専任のコンサルタントのサポートも充実しており、条件に合ったお仕事探しや就業後の支援だけでなく、「今後保育士としてどうなりたいか」キャリアプランニングのサポートまで行います。

5位　ほいく畑（ニッソーネット）

ほいく畑（ニッソーネット）の概要

ほいく畑は厚生労働大臣から認可されている保育士専門の派遣サービスです。

専任のコーディネーターが就業までを一対一でサポートしてくれるため、安心してご利用できます。

ブランク復帰歓迎求人も多数あり、一度保育の現場から離れた方でも自分に条件に合った働き方で仕事復帰を目指すことができます。

私立保育園だけでなく、人気の公立保育園や学童保育、企業内保育など様々な求人があるため、保育士資格を生かした新しいキャリアにも挑戦していくことが可能です。

給料の日払いサービスがあるので、就業してすぐに働いた分の一部を受け取ることができるのも嬉しいポイントです。

6位　ほいくコレクション（ベルサンテスタッフ）

ほいくコレクション（ベルサンテスタッフ）の概要

ほいくコレクションは保育士に特化した人材派遣サービスで、関西圏を中心とした求人を取り扱っています。

検索機能が豊富で、エリア検索だけでなく「ピアノが弾けなくても大丈夫」「子どもを預けながら一緒の園で働ける」「お局はいません」など多岐に渡るこだわり条件が用意されています。

これまで多数の保育士を派遣してきた実績から、実際の園の雰囲気や人間関係など求人情報からは分からない詳しい情報をお伝えすることが可能です。

登録から就業後のサポートまで、担当スタッフがしっかりとフォローするため、安心してお仕事を始めることができます。

7位　せんとなび保育（セントスタッフ）

せんとなび保育（セントスタッフ）の概要

せんとなび保育は医療福祉に特化したミサワホームグループの会社が運営する保育士専門の人材派遣サイトです。

求人は全国に対応しており、非掲載求人も数多く取り揃えています。

コンサルタントは全員「有資格者」「福祉職の経験者」で、現場を知っているからこそ利用者の気持ちに寄り添いながら仕事探しのサポートをすることができます。

事業所担当者との繋がりも深く、自分では聞きにくい待遇面や人間関係なども担当コンサルタントを通して知ることができるので安心して就業することが可能です。

会員登録をすれば登録した情報を基に自動で履歴書を作成してくれるサービスもあり、とても便利と評判です。

8位　保育情報どっとこむ（アスカ）

保育情報どっとこむ（アスカ）の概要

保育情報どっとこむ（アスカ）は人材派遣アスカグループが運営する保育士に特化した求人サイトです。

日本最大級の求人数を誇るため、資格を取りたての方からベテラン経験者の方まで自分にぴったりの求人が必ず見つかるはずです。

ネットまたは電話で登録をすれば保育士・幼稚園教諭専門の派遣コーディネーターがつき、お仕事の紹介から入職後のサポートまで丁寧にサポートを行います。

求人以外のコンテンツも充実しており、実際に派遣で勤務している保育士さんへのインタビュー記事や保育士向けの役に立つ情報の掲載、YouTubeでの動画配信もしています。

9位　キララサポート保育（モード・プランニング・ジャパン）

キララサポート保育（モード・プランニング・ジャパン）の概要

キララサポート保育は全国に65園運営している保育園運営会社の派遣サービスです。

実際に保育園運営をしているため保育業界に関する情報量が豊富で、仕事の悩みやキャリアプランを相談する際にも心強いでしょう。

紹介する求人情報は全て、コンサルタント自らがヒアリングしているため信頼性が高いことが魅力です。

登録後は専任のコンサルタントがつき、電話、メール、LINEなど様々なツールを使って回数無制限で相談ができます。

条件交渉や入職後のフォローもしっかりと行うので、自己主張が苦手な方や職場でのトラブルが不安な方にもおすすめです。

10位　ブレイブ保育士

ブレイブ保育士の概要

ブレイブ保育士はマイナビグループが運営している保育士に特化した人材派遣サービスです。

検索機能が充実しており、エリアや勤務施設だけでなく勤務日数や勤務曜日など細かい条件を指定して検索することができます。

会員専用のアプリをインストールすれば、お仕事検索や勤怠報告、給与明細の確認など業務に必要なコンテンツが手軽に利用できます。

福利厚生が手厚いことがメリットで、日払いにも対応しているため急な入用があっても安心です。

ブレイブ保育士をお友達に紹介すると、紹介者とお友達両方が10,000円の電子マネーギフトがもらえるお得なお友達紹介キャンペーンも実施中です。

11位　わたしの保育（テンダーラビングケアサービス）

わたしの保育（テンダーラビングケアサービス）の概要

わたしの保育は首都圏と関西地区の保育士向け求人に特化した保育士専門の人材派遣サービスです。

運営会社は株式会社テンダーラビングケアサービスで28年以上の確かな実績があります。

長年築いてきた保育施設との繋がりや、実際に就業をお手伝いしてきた方からのリアルな現場の情報を提供できることが強みです。

就業後も園との間に立ち、不安や悩みに寄り添いながらアドバイスをしたりフォローをしたりときめ細やかなケアを行います。

基礎研修やスキルアップ研修など経験やレベルに合わせた研修制度が充実しているので、未経験またはブランクがあってスキルに不安のある方にもおすすめです。

12位　ほいてんサーチ（e-CHANNEL）

ほいてんサーチ（e-CHANNEL）の概要

ほいてんサーチは株式会社e-CHANNELが運営している保育業界に特化した求人検索サービスです。

日本全国の保育施設の求人を掲載しているため、地方在住の方にもおすすめです。

保育士求人に特化しているため、雇用形態は派遣社員以外にも正社員や契約社員、臨時職員、パートなど多様な中から選択できます。

保育士が投稿した園の口コミが4万件以上あることもほいてんサーチの大きな魅力です。

気になる園の口コミを働く前に調べることで、園の雰囲気や人間関係などリアルな情報をチェックすることができるので就業後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。

13位　ミラクス保育（ミラクス）

ミラクス保育（ミラクス）の概要

14位　保育Fine

保育Fineの概要

15位　マイナビ保育士

マイナビ保育士の概要

16位　保育の求人あるある

保育の求人あるあるの概要

【都道府県別】おすすめの保育士派遣会社

保育士の派遣会社は、支店の場所や重要視するエリアの違いにより会社ごとに強みのエリアが異なります。

ここでは、とくに派遣保育士の求人が人気なエリアでおすすめの保育士派遣会社をご紹介します。

札幌（北海道）の求人に強い！おすすめの保育士派遣会社

東京の求人に強い！おすすめの保育士派遣会社

大阪の求人に強い！おすすめの保育士派遣会社

福岡の求人に強い！おすすめの保育士派遣会社

ここは押さえておきたい！派遣会社の選び方

保育士に強みを持つ派遣会社は、会社数が多い分同業者間でも評判の良い会社と評判の悪い会社が大きく別れます。

もちろんクチコミが全てではないですが、もし悪い派遣会社を選んでしまうと希望通りの仕事に付けないことや待遇面で損をしてしまうことはもちろん、後々派遣先の保育園も巻き込んで揉め事に発展してしまうこともあるので注意が必要です。

派遣会社を選ぶ際は、最低でも以下の項目は押さえておきましょう。

• 保育について専門性があり、業界のことを理解している
• 希望の勤務地周辺に支店がある
• 保育園との顔合わせの際に担当者が同行してくれる
• 紹介される求人が自分の希望に当てはまっている

保育業界に対する専門性

人材派遣会社には、それぞれの会社に強み弱みがあります。

特に保育業界のような専門性の高い業界では、業界の常識はもちろん派遣先保育園の細かい情報まで熟知した上で案件を紹介する必要があります。

保育業界専門の派遣会社を選ぶことは当然ですが、業界歴の浅い担当者では後々トラブルになる可能性があるため、できる限り経験豊富な担当者に相談することが理想です。

希望の勤務地周辺に支店がある

正社員と転職と違って、派遣の場合は”派遣会社のスタッフ”として保育園で働きます。

派遣会社には、万が一派遣先でトラブルが発生した場合に対応する義務があります。

その為、緊急時にすぐに派遣先に駆けつけることができる物理的な距離に支店があることは非常に重要です。

顔合わせ時に担当者が同行してくれる

実際に派遣先の保育園との顔合わせ時に、担当者が同行してくれるかどうかはとても重要です。

保育園のことをどれほど細かく説明されたとしても、実際に保育園にいった際に受ける印象は人によってそれぞれです。

同行した担当者と自分が感じた印象を共有できると、納得を持って就業先を決断することもできますし、稀に発生する「言った言わない問題」を未然に防ぐことができます。

紹介される求人と希望が合致している

希望の条件によっては、全て希望通りの求人を用意することができない場合もありますが、伝えた希望のいずれかを満たす求人が提案されているかは非常に重要です。

全く希望に当てはまらない求人をいくつも提案してくる担当者は、あなたのキャリアを親身に考えているとは言えず、避けた方が良いでしょう。

もしコンサルタント（担当者）の印象がよくなかったら

保育士の派遣会社に限らず、人材サービスで稀にに起こるのがコンサルタントや営業担当との相性問題です。

コンサルタントや営業担当も人間ですので、なんとなく相性が合わなかったりすることもあるでしょう。

この場合は、早めに担当変更を依頼することがおすすめです。

少し言い出しづらい気持ちもあるかもしれませんが、ストレスを感じながら担当をしてもらう方がお互いにとってのデメリットが大きいので早めに申し出るようにしましょう。

よく聞く派遣会社に複数登録する意味とは？

派遣会社のランキングサイトや比較サイトでは、『複数の派遣会社に登録する』ことを勧める記述が多くあります。

これ自体は、ランキングサイトや比較サイトの収益構造によるポジショントークの側面もありますが、実際のメリットもあります。

ここでは、派遣会社に複数登録することのメリットデメリットを解説します。

派遣会社を複数登録するメリット

・提案される求人数が増える
・給料や福利厚生などの条件を比較できる
・担当者を比較できる

派遣会社を複数登録するデメリット

・複数の担当者から連絡がきて面倒くさい
・面談日程などの管理を自分でする必要がある

派遣会社の口コミを見ることも大事！

派遣会社を選ぶときには、利用者や派遣会社の口コミを調べることが大切です。

実際に利用した方の口コミを調べることで「担当者やサポートがどうだったのか」リアルな感想を知れるので参考にしてみましょう。

また派遣会社を選ぶ上で、その派遣会社の口コミを見ることも一つの手がかりになります。

派遣会社の実態を知ることで、安心して利用できそうかを判断しましょう。

派遣会社の口コミを参考にする方法

ランキングサイトや比較サイトに掲載されている口コミを見ることも良い方法ですが、ベスト保育では会社口コミサイトの利用をおすすめします。

派遣会社で働いている人の口コミを見ることで、ランキングサイトや比較サイトには掲載されていない派遣会社の全体像を知ることができます。

企業口コミサイトは、以下のようなサイトや「企業名 口コミ」で調べてみてください！

派遣保育士の働き方って実際どうなの？

保育士におすすめの派遣会社や派遣会社を選ぶポイントについて紹介してきました。

派遣保育士という働き方に興味を持っている方の中には、実際にどんな仕事をするのか、他の雇用形態との違いは何なのか気になる方も多いかもしれません。

ここからは派遣保育士の働き方について、仕事内容や正社員・パートとの違い、メリットデメリットを解説します。

派遣保育士の雇用形態や福利厚生

派遣保育士の雇用主は園ではなく人材派遣会社です。

そのため勤怠管理や給与支払い、社会保険、福利厚生などの提供は全て派遣会社が行います。

一定の条件を満たしていれば利用できる産休・育休の手続きも派遣会社を通して取得します。

つまり派遣保育士は「派遣先での保育業務以外の指示は派遣会社に従う」ということです。

また派遣保育士の大きな特徴として、最大3年間の有期雇用である点があげられます。

これは厚生労働省の定める「派遣法」に基づき、同じ派遣先で勤務できる期間は最長3年と決まっているからです。

保育士の派遣は禁止って本当？

弁護士や社労士などの士業は労働者派遣法で派遣労働が禁止されているため、「保育士も禁止なのでは？」と疑問に思う方もいるかもしれません。

しかし、保育士の派遣は法律で禁止されていません。

弁護士や社労士などの士業の派遣労働が禁止されているのは、個人が業務を請け負うため指揮命令を受けることがないからです。

派遣保育士の仕事内容

派遣保育士の仕事内容は派遣される園によって様々です。

保育補助業務をメインに行う場合もありますし、フルタイム雇用であれば担任業務を任される場合もあります。

保育補助業務ではおむつ交換や食事の介助などの子どものお世話や製作物の準備、保育室の整理整頓・掃除など担任保育士が保育をスムーズに行えるようサポートします。

担任業務ではクラス担任としてクラス運営に関わり、日中の活動を進めたり保護者対応をしたりします。

ただし派遣保育士は「自分がどんな業務をしたいのか」を事前に派遣会社の担当者に相談することができるため、就業後に想定外の業務を任される心配はほぼありません。

正社員・パート保育士との違い

派遣保育士と正社員・パート保育士との違いをまとめました。

派遣保育士と正社員・パート保育士との大きな違いは雇用主です。

派遣保育士は派遣会社に雇用され、正社員・パートは園に直接雇用されています。

そのため給与体系や社会保険、福利厚生などの仕組みが異なります。

派遣保育士は最大3年間の有期雇用のため長期間同じ園に勤務できないというのも正社員・パート保育士との違いです。

派遣保育士で働くメリット7つ

派遣保育士として働くメリットは以下の7つです。

• サービス残業や持ち帰り仕事がない
• パートやアルバイトより時給が高い
• 単発などライフスタイルに合った勤務条件で働ける
• 直接雇用より責任が少ない
• 未経験の人やブランクがある人でも働きやすい
• 様々な保育現場を経験できる
• 職場でのトラブルは派遣会社がフォローしてくれる

それぞれの項目について詳しく解説します。

サービス残業や持ち帰り仕事がない

派遣保育士はサービス残業や持ち帰り仕事がありません。

なぜなら派遣保育士は派遣会社の社員なので、派遣先の園が勝手に残業を命じることができないからです。

もし残業をしたとしても、派遣会社から時間分の残業代が必ず支払われます。

そもそも残業代を支払わなくてはならないため、残業を頼まれること自体ほとんどないでしょう。

また就業前に仕事内容を契約書に明記する必要があるので、契約書に明記されていない仕事を任されることもありません。

パートやアルバイトより時給が高い

派遣保育士はパート・アルバイトより時給が高い傾向にあります。

都市部と地方では平均時給が異なりますが、約300〜600円ほどの差があることが分かります。

派遣保育士のほうが時給が良い理由として、社会保険費用などのコストがかからないことや、急な欠員からくる人材確保の緊急性の高さがあげられます。

また派遣保育士はボーナス分も時給に含められているため高時給になっています。

単発などライフスタイルに合った勤務条件で働ける

派遣保育士はフルタイム勤務だけでなく週3日勤務、午前中だけ、土曜日だけ、単発など様々な働き方が選べます。

育児や介護と両立して働きたい方や副業をしている方など様々な事情でフルタイム勤務はできない場合でも、それぞれのライフスタイルに合った条件で働くことが可能です。

直雇用のパート・アルバイトよりも条件面での融通が効くので、自分の希望条件に合った働き方が実現できます。

直接雇用より責任が少ない

派遣保育士の仕事内容は園によって様々ですが、一人担任やクラスリーダーなど責任のある仕事は任されにくい傾向にあります。

なぜなら派遣保育士は有期雇用で、継続して同じ園で働くことができないためです。

担任を任される場合も、一人担任やクラスリーダーではなく複数担任や副担任といったケースが多いでしょう。

また派遣保育士は月案や指導案の作成はせず、書類仕事はその場ですぐに終わる日誌や連絡帳だけといった園もあるようです。

未経験の人やブランクがある人でも働きやすい

派遣保育士には未経験やブランクのある人向けの求人もたくさんあるため、いきなり直雇用で働くのは不安といった方にぴったりです。

派遣会社のなかには就業前に無料で研修を受けられる会社もあります。

スキルに不安のある方は派遣会社の研修制度を利用しながら、保育士の仕事にチャレンジすることができます。

また正社員を目指す方なら紹介予定派遣という働き方を選ぶことで、派遣先の職場の雰囲気や人間関係を確かめた上で社員になるかどうかを選ぶことが可能です。

様々な保育現場を経験できる

派遣保育士は様々な現場を経験できるため、自分の保育観を広げることができます。

園が違えば保育のやり方、子どもへの接し方、書類仕事内容など様々な保育方針が異なります。

1つの現場だけで働き続けると、他の園ではどんな風に保育をしているのか知る機会があまりありません。

園外研修等に参加しても、その日のために用意された保育しか見られないのでなかなか他のやり方を吸収することは難しいでしょう。

派遣保育士は様々な保育園で勤務することができるので、保育に対する視野が広くなります。

職場でのトラブルは派遣会社がフォローしてくれる

派遣保育士として働けば、職場で何かトラブルがあっても派遣会社が間に入ってフォローしてくれるため安心です。

せっかく就職しても人間関係でトラブルになったり園の雰囲気が合わなかったりして一人で悩みを抱え込んでしまう可能性があります。

例えば契約書に明記されていない業務を命じられても、自分一人で交渉することが難しい場合もあるかもしれません。

人間関係が複雑な職場では、保育士間で派閥があったり保育観の違う保育士同士が揉めたりとトラブルが発生することが珍しくないでしょう。

派遣保育士の場合は職場でのトラブルは担当者が間に入って交渉してくれるので、モヤモヤを抱えたまま働き続けることを防げます。

派遣保育士で働く悩みやデメリット4つ

派遣保育士として働くメリットはたくさんありますが、反対にデメリットも存在しています。

派遣保育士として働くデメリットは以下の5つです。

• 雇用期間が決まっている
• 雇用が安定していない
• スキルアップが難しい
• 責任のある仕事を任せてもらえない
• 他の保育士との間に壁を感じる

それぞれの項目について詳しく解説します。

雇用期間が決まっている

派遣保育士は雇用期間が決まっているので、同じ職場で継続して働くことができません。

保育士の仕事のやりがいの1つとして、子どもの成長を見守ることができることがあげられます。

しかし派遣保育士は最長3年しか働けないので、0歳で入園してきた子の卒園を見届けることができません。

また職場が数年で変わることで、職場のルールや人間関係、物の場所などを一から覚え直す必要があります。

ただ雇用期間が決まっているからこそ、様々な現場を経験することができたり人間関係をある程度割り切れるといった利点もあります。

雇用が安定していない

派遣保育士で働く大きなデメリットは雇用が不安定なところです。

スキル不足や不祥事などの問題がなくても、園側の都合でいきなり契約を終了させられるリスクがあります。

ただ保育業界は常に人手不足のため、他の職種に比べると更新の継続を求められることが多く、いきなり契約終了になる可能性は低いでしょう。

派遣保育士として働く場合は、もしもの時に備えて複数の派遣会社に登録しておくなどリスクヘッジしておくと安心です。

キャリアアップが難しい

派遣保育士は派遣先の職場でキャリアアップしていくことが難しい実情にあります。

雇用期間が決まっている派遣保育士は、一人担任など責任のある仕事や主任や園長などの役職を任されることはほとんどありません。

また派遣保育士はボーナスや昇給がないので、経験を積んでも収入がなかなか上がりにくいというデメリットがあります。

しかし様々な現場を経験することによって保育知識や実践スキルを身につけてスキルアップすることは可能です。

責任のある仕事を任せてもらえない

派遣保育士は比較的簡単な業務を任されることが多いので、クラスリーダーとしてバリバリ働きたいと考えている方は物足りないかもしれません。

いくらスキルがあっても派遣保育士という立場からは意見しにくかったり、そもそも会議には参加できないということもあるでしょう。

保育士として幅広い業務に携わりたい、一人担任でクラス運営をしたいという方は正社員として勤務することをおすすめします。

他の保育士との間に壁を感じる

派遣保育士は、派遣先の保育士と人間関係を築くのが難しいと感じてしまうことがあります。

派遣保育士と直雇用の保育士をはっきりと線引きしている園もあり、なかなか打ち解けられないと悩んでしまうこともあるかもしれません。

また派遣保育士は業務内容が契約書に明記してあり、残業時間も派遣会社によって決められています。

そのため仕事を頼みにくいと思われたり、行事前の追い込みに参加しないことで仲間意識が芽生えにくくなったりするのです。

こちらの記事では派遣保育士のメリット・デメリットをはじめとして、転職成功例や失敗例などさらに詳しく紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

派遣保育士ってどうなの？給料や仕事内容、よくある悩みやメリット・デメリットをご紹介！

派遣保育士がおすすめな人とは？

紹介してきた派遣保育士の働き方やメリットデメリットを踏まえて、派遣保育士がおすすめな人をまとめました。

いずれかに当てはまる方は、派遣保育士として働くことを検討してみてはいかがでしょうか。

• 残業は最小限にしてプライベートを優先したい方
• 育児や介護等で働ける時間・曜日が決まっている方
• 短時間で効率よく稼ぎたい方
• クラス担任など責任の重い業務は避けたい方
• 未経験やブランクがある方
• 職場の雰囲気を知ってから社員になるかどうかを判断したい方

派遣保育士は直雇用の正社員やパート・アルバイトよりも条件面での融通が利く働き方です。

条件を満たせば産休・育休の取得ができますし、派遣会社によっては副業を許可しているところも多くあります。

また紹介予定派遣という働き方を選べば将来的には正社員を目指すこともできます。

このような派遣保育士としてのメリットを活かせる方には非常におすすめな働き方です。

派遣保育士で働くまでの流れ

派遣保育士として勤務するまでの流れは以下の5ステップです。

各手続きについて詳しく解説します。

1.派遣会社に登録する

まずは派遣会社のHPから名前や住所、連絡先、持っている資格等を登録します。

web登録のみで完了する会社の場合は、経歴や希望条件なども続けて入力すれば登録完了です。

派遣登録会への参加が必要な会社の場合は、派遣会社から連絡が来るので登録会の日時を決めます。

登録会では担当者と面談し、これまでのキャリアや要望、希望条件を詳しく伝えます。

2.求人を紹介してもらうor自分で検索して応募する

派遣会社に登録後はweb上で希望条件を入力してお仕事を探し、応募することができます。

担当者からもメールや電話であなたの希望条件に沿った求人を紹介してもらえます。

担当者から紹介される求人は非公開案件や好条件のものが多いので必ずチェックしましょう。

求人内容に関して不明点や不安なこと、「もう少し駅に近い園が良い」など要望があればその都度担当者に質問・相談します。

3.派遣会社の社内選考を受ける

希望条件に合う求人を見つけたら応募し、派遣会社内での社内選考を受けます。

社内選考を実施する理由は他の応募者とスキルや経験を比較して最もマッチしている人を選ぶためです。

4.園を見学&顔合わせ

無事社内選考を通過すれば、応募した園へ行き、顔合わせをします。

日程調整は派遣会社がしてくれることが多いので、当日は遅れないように注意しましょう。

顔合わせではあなたのスキルや経験の再確認を行い、業務の説明や勤務スケジュールについて話し合います。

可能であれば園内を見学させてもらい、職場の雰囲気をしっかり確認しましょう。

当日は派遣会社の担当者が同行するため、緊張しやすい方でも安心です。

5.派遣保育士のお仕事スタート！

園の見学と顔合わせが終わり、双方の条件が一致すればいよいよお仕事スタートです。

勤務初日は派遣会社の担当者が一緒に出社してくれます。 その際、勤務時間のシステムへの登録方法などを教えてもらいます。

保育士の求人を扱う派遣会社一覧

これまでにご紹介した派遣会社を含め、ベスト保育が調べた保育士の求人を扱う派遣会社をご紹介します。

保育士の派遣会社に関する質問と回答