保育現場に戻りたい方必見!保育士のやりがいと克服ポイントをご紹介

保育士は肉体的にも精神的にもハードな職業です。

ただ子どもと関わるだけでなく事故につながらないように安全面に配慮し保育をするのはもちろん、行事準備や保護者対応、細かい指導計画の作成など沢山の仕事があります。

さらには、女性が多い職場ということもあり気を遣うことも多く、職場の人間関係に悩む方も多いのではないでしょうか?

「子どもの成長に携わりたい!」と志を高く持っていざ保育士になっても、仕事量の多さや責任の重さから続けられず辞めてしまったという方もいらっしゃると思います。

しかし、保育士は大変さと並行して『やりがい』を感じられる職業。

子どもと関わること以外にも「保育士になって良かった」と思える瞬間が沢山ある職業です。

この記事では保育士のやりがいや魅力やエピソードを入れながら、具体的にご紹介します。

「一度は保育士を辞めてしまったけれど、もう一度保育現場に戻りたい」という方のために、克服のための後押しになるようなポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんな方におすすめ
  • 挫折して保育士を辞めてしまった方
  • 現在、保育士として働いていてやりがいを感じられない方
  • 一度は辞めてしまったけれど、もう一度保育士として働きたい方

保育士がやりがいを感じられるポイント

保育士は大変なお仕事ですが、それを忘れさせるほどのやりがいを
感じることのできる、魅力あふれる職業です。

具体的にどんな場面でやりがいを感じられるかご紹介します。

子ども編

保育士にとって一番のやりがいは子どもと関わることではないでしょうか?
やりがいを感じられるポイント『子ども編』をご紹介します。

子どもが笑顔の時

どんなに仕事がハードでも、子どもの無邪気な笑顔を見た瞬間、「癒された・元気をもらう・モチベーションにつながる」と感じる方は多いと思います。

保育では、子どもの安全面や健康管理を配慮しなくてはならないため緊張感からピリピリしてしまうことも。

そんな時の子どもの嘘偽りのない自然な笑顔は、心を落ち着かせるパワーがあります。

満面の笑みを見せてくれた時は、「自分を信頼してくれているんだなぁ!」とやりがいにもつながる瞬間です。

子どもの成長を感じた時

保育園は最長で0歳から6歳までの間お子さんをお預かりする施設です。

成長を感じる瞬間
  • 入園当初はまだ歩けなかったのに今ではこんなに歩けるようになった
  • 言葉が出るようになった
  • 自分でお着替えができるようになった
  • お友達や先生に「ありがとう」「ごめんね」が言えるようになった
などなど子どもたちの一つ一つの成長に携われた時・成長を感じた時はやりがいを感じる瞬間です。

子どもが苦手を克服できた時

子どもたちは保育園生活の中でさまざまな経験をします。

時には上手くいかずイライラしたり、泣いてしまったり、お友達と喧嘩したりすることも。

しかし、その葛藤は成長過程において、とても大切な経験です。

子どもが苦手を克服する瞬間
  • 苦手だったことができるようになった時
  • 諦めずに最後までチャレンジできた時
など子どもが、葛藤しながらも一つ一つ乗り越えていく姿を見た時は「この子に寄り添って保育をしてきて良かったなぁ」と感じる瞬間でもあります。

卒園後に会えた時

園児が保育園卒園後も、ランドセル姿で会いにきてくれた時。

「こんなにたくましくなったんだなぁ」と子どもの成長に嬉しさを
感じると同時に、「保育士を続けて良かった」という達成感にもつながるでしょう。

成長する子どもの姿を近くで見ることができる・感じることができるのは保育士ならではです。

大変なことや辛いことがあっても、「成長した子どもの姿を見たいから!」と仕事を続ける保育士は多いと思います。

子どもの成長で得られる達成感や自信は働く上でのモチベーションにもつながるでしょう。

行事編

保育園は、保育参観・運動会・遠足・夏祭り・発表会などなど、イベントや年中行事が盛りだくさん。

また、日々の保育業務にプラスして行事の計画・準備・当日の進行などやることも沢山あるため、本当に大変です。

中には時間が足りなくて、家に持ち帰って準備をしたという経験がある方もいらっしゃると思います。

さらに、「成功させなきゃ」というプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるでしょう。

しかし、当日まで沢山苦労して準備をした分、行事が成功した時は最高の達成感を味わうことができます。

また、同僚や先輩の先生に褒めてもらえた時は、自分の成長を感じると同時に自信とやりがいを得ることができます。

何よりも子どもたちの楽しそうな姿を見られた時は、苦労して準備して良かったと思える瞬間です。

保護者編

保護者との信頼関係が築けるようになると、お家での子どもの様子を話してくれたり、子どもの相談をしてくれることがあります。

保護者と一緒に悩み、丁寧に寄り添い、一緒に成長を分かち合うことで、

「先生に保育してもらえて良かったです」

「子どもが成長できたのは先生のおかげです」

「先生、いつもありがとうございます」

と感謝の気持ちを保育士に伝えてくれることも。

保育というのはなかなか形としてハッキリとした成果が分かりづらい分、保護者からの感謝の言葉は何よりの誉め言葉で評価にもつながります。

保護者からの感謝の言葉で実感できること
  • 保護者の力になれている
  • 自分を必要としてくれる
という気持ちを実感できるので、モチベーションUPや、保育士を続けていく上でのやりがいにもつながります。

社会貢献編

核家族や共働きの増加・待機児童問題。現代は子育てをするのが大変な環境でもあります。

そんな中で、保護者が安心して働けるのは保育園の存在が大きく関わっています。

また、保育士は未来を担う子どもたちの成長をサポートする重要な役割も担っているため、社会貢献にも繋がっている仕事なのです。

さらに保育士は、子どもだけでなく保護者に対しても、プロとして子育てのアドバイスや助言ができる立場でもあります。

保育をしていると改めて実感することはなかなかありませんが、保育士という存在がたくさんの保護者・世の中を支えていることを忘れずに!

覚えておこう!
保育士は子どもや保護者だけでなく、日本の社会を支えている!

保育士の仕事はやりがいと大変が隣り合わせ!

ここまで、保育士がやりがいを感じられるポイントを紹介しました。

沢山のやりがいを感じられる魅力的な職業ですが、その反面大変さを感じることも多いでしょう。

『どんな時に保育士が大変と感じるか』具体的にご紹介します。

子どもの命を守る責任がある

保育士は小さな子どもの命を守る責任ある仕事です。

特に、乳児は自分で危険を察知することができないため、保育士が責任をもって安全に保育をしなくてはなりません。

できることが増えると行動範囲も広がり、その分危険な場面につながることも多いでしょう。

また、保育園は一対一ではなく、何人かの子どもを一斉に見なくてはいけないため、緊張感をもって保育をしなくてはなりません。

「怪我や事故につながらないように」と意識しすぎて、責任の重さやプレッシャーに耐え切れず、辞めてしまう保育士が多いのも事実です。

体力勝負

保育士は子どもを抱っこしたりおんぶしたり、一緒に走り回ったりと体力が必要になります。

疲労がたまったり、無理をし過ぎると足腰を痛めることもあります。

また、保育園は感染症が流行りやすく、食事の介助・おむつを取り替えたりする中で、自分が病気をもらったり体調を崩してしまうことも。

日々の忙しさで、ついつい自分の体調管理は二の次になることも多いでしょう。

職場の人間関係

一人ひとり価値観や性格も異なるため、どの職業も人間関係は大変です。

特に、保育園は働いている人の9割が女性ということもあり、上下関係や女性特有の悪口・陰口なども多く、人間関係に悩みやすい環境です。

また保育園は子どもの安全を守るために、保育士同士の声掛けや連携が重要になります。

ペアを組む保育士同士で保育観や価値観が異なると、日々の保育を進めていくのも大変です。

特に、新人保育士は保育業界特有の上下関係などを目の当たりにして、思い描いていた雰囲気や環境とのギャップに悩むケースが多いでしょう。

保護者対応

さまざまな価値観を持つ人がいるように、保護者もさまざまな性格の人がいます。

対応が難しい保護者のお願い・クレーム
  • 「うちの子だけをもっと見て欲しい」
  • 「発表会ではうちの子を主役にして欲しい」
  • 「絶対、怪我をさせないように注意して見て欲しい」
  • 「〇〇ちゃんとはクラスを別にしてほしい」
そんな理不尽なお願いやクレームを受けて、精神的に参ってしまう保育士も少なくありません。

保育士の大変さをやりがいに変える3つのポイント

保育士に限らずどんな職業でもそれぞれ大変さがあります。

一度辛いと感じると、マイナスな面ばかりが目につくものです。

大切なのは、ストレスをためないように工夫し、前向きな考え方で働けるようにすることです。

前向きに物事が考えられるようになると、さまざまな場面でやりがいを感じることにもつながります。

保育士の大変さをやりがいに変えるポイントを具体的にご紹介します。

プライベートと仕事で切り替える

休みの日やプライベートでも仕事のことを考えてしまう保育士は少なくありません。

ついつい考えてしまうというのは性格もありますが、意識的に切り替えられるとストレスを溜めずに済みます。

一番の方法は、保育園の仕事を家に持ち帰らないこと。

具体的には次の項目で紹介しますが、仕事を計画的にタスク化して進めることが重要です。

また、休みの日はあえてプライベートの予定を入れることもおすすめです。

休日にプライベートの予定を入れる
  • 『友達とご飯に行く』
  • 『ワンピースを買いに行く』
  • 『マッサージに行く』
など予定を決めてしまえば、仕事のことは考えずにリフレッシュができるでしょう。

さらに、楽しみにもつながるのでモチベーションUPにもつながります。

仕事のタスクを明確にする

書類や制作物などを家に持ち帰って、休みの日も仕事をする保育士が多くいます。

就業時間内に終わらないからという理由もありますが、一方で「持ち帰って家でやればいいや」という考えが当たり前になってしまっている場合も多いのではないでしょうか?

『プライベートの時間も仕事をする』というのが当たり前になってしまうと、息抜きをするタイミングもなくなってしまいます。

計画的に進めることができるように、一つ一つの仕事をタスク化して、いつまでに着手し、いつまでに終わらさせるというのを明確にさせるのがポイントです。

全体の仕事量を書き出し、細かく分けて、計画的に実施することで時間内で終わらせることができるようになるでしょう。

また、見える化することで仕事量が把握できるので、モチベーションUPにもつながるので効果的です。

コミュニケーションを密に取る

保育士の仕事は相手とのコミュニケーションがとても重要です。

保護者とは密にコミュニケーションをとることで、信頼関係を築くことにつながります。

上司や同僚にも悩んでいることを具体的に相談したり、話し合ったりすることで、自分だけで抱えてしまうことがなくなるでしょう。

また、人に話すことで「大変と思っていたことが案外そうではなかった」ということにも気付ける場合も。

関わる相手と信頼関係を気付くためには、コミュニケーションをとることが一番です。

どんなに些細な事でも意識して自分からコミュニケーションをとるよう心掛けましょう。

大変さをやりがいに変える3つのポイント
  • 休みの日はあえてプライベートの予定を入れる
  • 一つ一つの仕事をタスク化し、いつまでに着手して、いつまでに終わらせるというのを明確にする
  • 些細な事でも自分から意識してコミュニケーションをとる

現役保育士がやりがいを感じた瞬間ベスト3!

ここからは現役の保育士が実際に保育経験の中で『やりがい』を感じた瞬間をエピソードを交えてご紹介します!

3位 練習では上手くいかなかったのに本番で成功した瞬間!

やりがいと自信を得られた発表会

練習ではなかなか上手くいかなかった発表会。

 

「他のクラスはあんなにできているのにどうして?」

「私の教え方が下手だから子どもたちに迷惑をかけている」

 

と誰にも相談できず、一人で悩んだことも。

 

本番当日、ステージの裏で子どもたちの姿を見守りました。

なんと担任の心配とは裏腹に、ステージには緊張しながらも堂々と笑顔で立つ子どもたちの姿がありました。

練習ではできなかった部分も最後まで堂々とやりきりました!

 

子どもたちの姿を見て

  • 子どものパワーって大人が思っている以上にすごい!
  • 子どもたちと一生懸命練習をしてきて良かった!

と心の底から思いました。

 

それと同時に子どもを信じてあげられていなかった自分を恥ずかしいと思いました。

この経験は私にやりがいと自信を与えました!

2位 保護者に「先生が担任で良かった」と言ってもらえた瞬間!

保育士を続けてきて良かったと思えた保護者の一言

年長児を受け持った時の話です。

クレームが多い保護者がいました。

 

「給食を全部残さず食べさせて欲しい」

「蚊にさされないよう注意して保育をして欲しい」

 

当時私は「どうしたいいの?」と思い、悩みながらも、どんな小さなことでも保護者と密にコミュニケーションをとるよう心掛けました。

また、子どものことだけでなく「お母さんも大変ですよね・・・」と保護者の心にもできる限り寄り添うようにしました。

 

そして卒園式の日、その保護者からは

「余裕がなくて先生に沢山いろいろ言ってしまいましたが

いつも感謝の気持ちでいっぱいでした。

子どもだけでなく私のことも支えてくださってありがとうございました。先生が担任で本当に良かったです!」

と言ってもらえました。

 

その瞬間、何かが報われたような達成感でいっぱいになり

「保育士を続けてきて良かった!」と思うことができました。

1位 子どもが苦手だったことができるようになった瞬間!

子どもの成長が私のやりがいにつながったこと

人それぞれ得意・不得意があるように、それは子どもも同じです。

 

保育中に跳び箱をやっていた時のこと。

「なんで、お友達はできるのに私はできないの?」と子どもが上手くいかなくてイライラする姿が見られました。

 

その子にとってどんなサポートの仕方がベストか私自身とても悩みました。

しかし、その子に負担がないように、その子のペースでできるようにと寄り添い励ましながらサポートし続けました。

 

諦めずに練習した結果、その子は跳び箱ができるようになりました。

 

  • 子どもの達成感や自信につながる瞬間に立ち会えたこと
  • そばで見守ることができたこと

 

それは私にとって大きなやりがいにつながりました。

保育士は楽しい!やりがいと魅力が溢れる仕事

保育士は大変な仕事です。

悩みや辛さを感じることも多くあります。

しかし、それ以上にやりがいを感じることができる魅力的な職業でもあります。

一度辛いと思うと、どうしてもマイナス思考になりがちです。

しかし、仕事のやり方や意識を変えるだけで上手くいくことも多いでしょう。

大変な思いをして仕事をした分、それをやり遂げた時の感動は、何物にも代え難い『やりがい』に繋がるでしょう。

一度保育士を辞めてしまった方は、辛い思いをした・思っていたのと違っていたという方も多いと思います。

保育園と一言で言っても園の方針や雰囲気もさまざまです。

あなたにとって働きやすい保育園は必ずあるはずなので、あなたに合った保育園を探してみてはいかがでしょうか?

最後に、今こうして「また、保育現場に戻ろうかな」と迷いがあるということは、保育士としてやりがいを感じた経験が少しでもある方だと思います。

もう一度やりがいを確認し、楽しく保育をしてみませんか?